今の日本の住宅は洋室=フローリングのお部屋がスタンダード。
ローズハウスの管理物件もリビングはすべてフローリングですし、全室洋室のお部屋も多いです。
といっても、和室のあるお部屋もご用意しています。
フローリングのほうが人気があるとはいえ、畳のお部屋が1室は欲しいという方が根強くいらっしゃるからです。
特に、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭は和室をご希望されることがよくあります。
これは畳の効用に照らすと大変理に適っていると思います。
まず、畳には①クッションの役割があります。お子さんが転んだときなどに衝撃を和らげてくれますし、布団で川の字になって寝る際にもフローリングより寝心地が柔らかです。
また、畳はフローリングに比べて②遮音機能が優れています。子どもの足音はなぜか大人より響くもの。階下の人を気にして子どもに「静かに歩きなさい!」と叱ってもなかなか難しいところ、畳であれば通常の足音レベルであれば遮音してくれます。
他にも、畳の原料である「い草」は一本一本に空気を含むため③断熱・保温性が高くなっていますし、湿度が高いときは湿気を吸収し低いときは水分を放出してくれる④湿度調整機能を持っていますので、快適な状態を保持しやすくなっています。
もっとも、フローリングに比べてダニが発生しやすいことや、吸水性が良い分液体状のものをこぼすとシミになりやすいといったの短所もあります。こまめに換気して、畳の上では子どもに飲み物を飲まさないようにするなどすこし気を付ければ、和室はお子さんにとって遊び場としても寝室としても、とても適した環境になると思います。
奈良時代から使われているという日本の床材、畳。和室の良さを生かして子育てしてみませんか?
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ローズハウスでは入居が決まり次第、畳ドクターの資格を持つ熟練の職人の手によって畳の表替えを行います。真新しい「い草」の香りをぜひお楽しみください。